血糖値とは?高くなるとどんな問題が起こるの?

糖尿病は患者、予備軍を問わず、基本的には血糖値が高いことが病院での診断の基準になっています。血糖値が高いことを高血糖と呼び、その数値の高さで糖尿病患者か予備群かに分かれます。では、その血糖値とはそもそも何でしょうか?血糖値が高くなるとどんな問題が起こるのでしょうか?

私たちは食事から色々な栄養を得ています。その中でごはんやパン、麺、、かぼちゃ、じゃがいも、果物などに入っている糖質は、脳や筋肉を働かせるエネルギー源になっています。

糖質が体内に入ると、腸でブドウ糖にまで消化された後に吸収され、肝臓を通り血液に送り込まれます。こうしてブドウ糖は全身の臓器や器官に供給されエネルギー源になるのです。

血糖と言うのは、この血液の中のブドウ糖の事で、その濃度が1デシリットル(dl)あたり何グラム(g)あるのかを測ったのが「血糖値」なのです。簡単に言ってしまえば、血液中にあるブドウ糖の濃度と言う事になります。

血糖(ブドウ糖)は主に食物にある糖質が消化・吸収されて血液中に送られたものなので、糖質を摂取した食事の後は血糖値が上がるのは普通です。

しかし、健康な人だとある一定まで上がると、それ以上は高くなりません。なぜでしょうか?ここで登場するのが、おなじみのインスリンです。インスリンはすい臓から分泌されるホルモンで、血液中のブドウ糖が血液から細胞の中へ流れ込むように働いて、血糖値が必要以上に高くなりすぎないように調整してくれます。

しかし、メタボ(肥満)になって体内の脂肪量が多くなると、インスリンが作用しにくい体になってしまうのです。これを「インスリン抵抗性」と言います。

インスリンが作用しにくくなると細胞の中へのブドウ糖の流れが阻害されてしますため、血糖値が下がらない状態が続きます。高血糖の状態が日常的になり、ついには糖尿病になってしまうのです。さらに、そこから死への階段、生活習慣病へと発展してしまうのです。